英会話で良く聞き返されてしまう方へのアドバイス
英会話でよく聞き返されていませんか?
「聞き返される」ことはすでに英語を使っていらっしゃる方は、一度や二度経験はあるのではないでしょうか?
初心者の方だけでなく英語学習上級者の方やすでに英語を使って仕事をされている方、TOEICの点数が900点台の方でも、この発音について悩んでいらっしゃる方も多いと思います。
通じないときの相手の「?」マークが浮かんでいる表情をみると、私も「あ-やっぱり自分の英語が通じていないんだな」と何度も自信を失いました。
今回は以下のお悩みを持った方へのアドバイスです。
□自分の発音が通じなくて自信をなくすことがある
□英語を話していてもよく聞き返されてしまう
英会話で聞き返される原因と解決策
私はこれを、日本語弁病と呼んでいます。英会話で良く聞き返される大きな原因の1つに日本語じみた英語。つまり世界で見たら日本語弁というなまりのある英語が理由ということが多いからです。
日本語弁病の原因
この原因は英語の正確な音の作り方を知らない。
つまり英語の発音が原因でした。
方言は、その地域の文化でもあるので大切にしていきたいものでもあるのですが、なまりが強いと理解されないですよね。
思いっきり日本語英語で話しても、通じる方もいらっしゃいます。
コミュニケーションに支障がなければ、個性でもありますのでそれで良いと思います。
けれども支障を来すようなレベルは、仕事上では信頼されにくいですしプラスの評価にはなりません。
英語もあまりにも日本語訛りが強いと、理解してもらえませんしコミュニケーションが成立しません。
日本語弁病経験者のアドバイス
これを解決するためには、日本語英語でなく標準語の英語発音を身につける事です。
最近この英語発音が脚光を浴びています。
タレントのガクトさんなども、youtubeで英語発音の重要性を伝えてくださっているので興味を持っている方も増えてきています。
英語発音の学習法も色々ありますよね。
フォニックス、発声法などなど
その中でも英語発音を効果的に効率よく学ぶにはコツがあります。
これを知って英語発音を勉強するのとしないのでは、大違いです。
英語発音を上達させる一番の方法その答えは
母音の発音をマスターすることです。
これは私がお伝えしているメソッドでも強調していることですが、この母音の発音で英語発音が決まると言っても過言出ないくらい重要な音です。
アメリカ人の英語発音教育専門家ジュディギルバートさんという方がいらっしゃいます。世界で人気のある「クリアスピーチ」という発音シリーズの著者でもあります。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。ジュディさんも英語の母音の発音の重要性をこの本の中で一番強く発音する母音が一番重要な情報。そして、この母音を発音する時には正確さが必要である。と伝えています。
どういうことかもう少し詳しく説明しますと
英語でも日本語でも同じ、バナナの単語をここでは使います。
最低限の音の塊ごとにわけています。英語ではこの最小限の音の塊をシラブルと言います。このバナナは3つの音の塊にわけられるので3シラブルです。

バナナの日本語の発音はバナナ。
平坦な音でどこも強く読んだりすることはしませんよね。
英語の発音ルールで2シラブル以上の単語は、どこかひとつのシラブルの母音を強く読むというのがあります。
英語の単語には、必ずどこか強く読むアクセントがつくと学校で習ったと思います。
このアクセントは英語ではストレスとも言います。

私は発音を教えるとき、強く読む所をストレスと言っていますので、そちらの表現の仕方を使いますね。
ストレスは圧を書けるという意味があり、文字通りこのストレスがかかることで音が変化します。
この場合真ん中の音”な-”の音にストレスがかかります。
ジュディさんがおっしゃっているように、この赤い字”あ”という母音の発音が重要なんです。
なぜかというとこのストレスのかかる母音は、通常強く音もその他の母音より長く読むという発音のルールがあるからです。
そしてその前後の母音はストレスのかかる母音とは違うということを相手にわかってもらえるよう、短く省略されていきます。
それがシュワという音なのですが、そちらに関しては以下の記事で詳しくお伝えしています。

話を戻しまして、
なぜそういうルールがあるかというと、強弱をつけて音のコントラストをつけるためです。
耳シャッター病のところで英語はリズム音楽という説明しましたが、もう一つの理由がこちらです。
こういう風に強弱や音を長くまたは短くすることによって、英語独特の音楽が奏でられるようになっています。
そしてネィティブはこのストレスのかかった母音の発音で、単語の意味を理解するのでこの母音の発音が一番重要なのです。
母音の音の違いが正確に発音できるかで、あなたの英語が通じているか通じていないかがだいたいわかります。
hat/hut/hot
ここではあなたが正確な発音ができているかどうかチェックしてみてください。
同じような単語が並んでいますが、実は口の形が全部違います。
この3つ正確に発音できますか?
すべて同じような音になった。もしくは違いがわからないという方は、英語発音をやって正確な発音を身につけることをおすすめします。
なぜなら自分が発音できないとこれからもずっと通じないことで悩み続けますし、自分が出せない音は聞き取ることも難しいからです。
ということで、日本語弁病を解決するアドバイスは、「正しい英語の発音を身につける。」です。
英語の発音を身につける事により、自分の話す英語が通じやすくなりますし、ネィティブの英語も断然聞きやすくなります。
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