英語発音練習では口を大きく開ける?開けない?
こんにちは!
英語発音CAラボ山岡です。
英語発音練習するときに口の開け方や大きさについて
私は口を大きく開けてとレッスンでよく言います。
あるとき生徒さんの中には「ここまで口を大きく開けて話している人見たことがないんですけど、、、」と疑問を投げかけてくれたことがありました。
一般的にも「英語発音練習では口を大きく開けた方が良い。」とか
逆に「いやいや大きく開けてはいけない。」など言われているようです。
練習する側にとって、一体どっちが良いのか迷うのも当然。
確かにネィティブの中には、ほとんど口を開けないで話している人いらっしゃいますからね。
私のいちばん最初に習ったネィティブの英会話の先生もそのタイプ。
口元を見て!と言われるのですが、真似しようにもやり方がわかりませんでした。
発音にこだわる原点だったかもしれません(^^)
結論から言いますと、私がお伝えしているメソッドでは両方です。
大きく開けてもらうこともあれば、小さいのもあります。
英語発音レッスンでは、8つの口の形と8つの舌の位置を最初に覚えて頂きます。
その中で大きく口を開ける、”Open(オープン)”という形。
やりかたは、口の周りをまずリラックスさせます。
そして、縦に2本指が入るくらい大きく開けるのがポイント。
試しに、”saw”や”law”を普段発音しているように言ってみてください。
次にこの”Open(オープン)”の口の形を使って発音してみてください。
音が全然違いませんか?
逆に、小さな口の形もあります。この形を”O”の形をしているので、o-shape(オーシェイプ)と呼んでいます。
作り方はまず、口笛を吹くように小さな○を作るように口をすぼめる。
普段の発音で例えば”go”を言ってみてください。
その後に”o-shape(オーシェイプ)”の形で最後に口をすぼめてみてください。
音が絞られているのおわかりでしょうか?
このように大きな口から小さな口の形まで8つ種類があります。
そして、それを組み合わせて英語の音の作り方を自分でできるよう練習していきます。
英語の独特な音を作り出すために必要な8つ。
これに舌の位置を合わせることで、英語の音が作れるようになる仕組みです。
英語の母音も子音もどちらも出せるようになります。
時には、口の形だけで単語がわかるときもあります。
レッスンで正しい発音、口の形を覚えたことで相手の聞き取れないWordも口の形などからわかることが出来たことがありました。
同時に英語を話す時に使う口の周りの筋肉を鍛えます。
ちなみにレッスンの後、よく生徒さんが「口の周りが痛い。」と言っています。
小顔効果もあると伝えると、学生さんはものすごく喜びます。
これこそ良い傾向なんです!
なぜなら、これまで使っていなかった筋肉が使われた証拠!
きれいな英語を話すためには、正確な音作りが基本です。
ネィティブの人はすでに英語の音を持っています。
だからどのような口の大きさでも音は出せます。
私たちノンネィティブは、やり方がわからないから音を作り出すことができません。
なので、基本の型を使って練習する必要があるわけです。
口を大きく開けることも英語を話すための筋トレ。
正確な英語の音を出せるように、たて横思いっきり口を動かして練習しましょう!